もう10年が経ちます
そんな時だった…

俺の前に鈴木梨華という子が現れたのは。

素直で音楽に真剣に向き合い俺を慕ってくれた

可愛い教え子の一人だった…

あのケンカをするまでは…

『先生は嫌いだけど音楽は好き』その言葉を聞いた時俺は悲しかった…

辛かった…

苦しかった…

梨華を一人の女として今まで見ていた事に気が付いた

それから俺は一人で考えた。一週間梨華とは口も聞かず…

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