その恋、取扱い注意!
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その夜、ベッドに入ると今日のことを思い返す。

湊と結婚。
昨日までは思ってもみなかったことだけど、それが自然に思えてくる。

それに私の顔がいつの間にか緩んでくるのも、湊を受け入れている証拠。
湊となら大丈夫。

突然のことに驚いたけれど、やっぱり私には湊しかいないんだよね。

寝返りを打って時計を見ると、2時を回っていた。

やばっ、早く寝ないと。

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「安西さん、応接室にお茶2つ運んでくれる?」

課長に頼まれる。

「はーい」

弾んだ声になってしまうのを、抑えられない。

「安西さん、なんか良い事あったの?」

立ち上がった私に、久我さんが意味ありげな顔で聞いてくる。

「そんなのないよ~」

否定する声もなんだか浮足立っている?

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