その恋、取扱い注意!
「あれは本当に申し訳なかったけど……」

「だよな? 次やったら……」

「次やったら?」

「めちゃくちゃ愛して、数日間足腰が立たないようにするからな」

「えっ……」

「あ! 今想像しただろ? いやらしくなったな」

「もうっ!」

「もっと腹空かせてやろうか? 腹と背中がくっつくくらいに」

「それって、太ってるってことっ?」

湊にからかわれ、頬を膨らませてみせる。

肯定も否定もしないで、湊は綺麗な顔に笑みを浮かべ、服を着るとピザを温めるために出て行った。

湊と一緒にいるのが好き。

一緒にいる時の自分も好き。

そろそろ本腰を入れて、式場を探そう。
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