ディスティニィー
殺人予告編
ある市民が殺された………と一通の電話が警察庁にかかって来た……

偶然、警察庁の近くで殺人があり……警察庁は留守であった………

そこに、偶然、居たのが青木18歳巡査だった……

プルルルル……プルルルル…プルルルル

電話がなり続けている……

「んがぁ?」ふぁ~あ、なんだぁ電話かぁ~コイツは仕事中に寝るバカ(青木)

「はい!〇〇警察庁です……」

「も……し…もし……警察ですか……!?」

「はい、そうですよ。」

電話の相手は50歳から70歳くらいのお爺さんだった……

かなり急いでいる様子、何かに脅えている様子が声から感じられる……

「あの……ウチの島で殺人事件が起こったんです……」

私は殺人事件と聞いてわくわくした……

私は事件を体験した事がまだない……

「初体験だ!」

私は初体験だ!を口に出さない用に大きく開いていた口を閉じた……

私は少し咳払いをしてお爺さんの話を聞く事にした……「なぜ、殺人事件だと思ったんですか?」

電話を掛けて来たお爺さんは黙ってしまった……

「あの……?どうしました?」

お爺さんは驚いたのか突然……「あっ!!」と叫んだ………

僕は咄嗟に「どうしたんですか!?」

お年寄りは少し声が小さくなり……「あの……人が来たので……切りますよ……?」

僕は少しおかしいと思ったのだ……殺人事件だと思った理由を聞いていない……さらに何故、警察に電話して殺人事件が起こったしか伝えない………何故だ………

僕は直ぐに、殺人事件が起こった現場に行かなくては……そう思い……お年寄りに聞いた……

「すいません……殺人事件が起きた場所は何処ですか!?何処にある島ですか!?」

「三蔵島(さんごしま)です。」お爺さんはそう言うと電話を切ってしまった……

私は受話器を耳に当てたまま放心状態だった……

殺人事件が起きた島に行くべきか……行かないべきか……殺人事件に行くならもっと優秀な警官の方が良いのでは……

受話器の向こうからはプープーと言う音だけが聞こえる………

僕は考えた………考えぬいた結果……三蔵島に行く事にした……

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