【完】君とは、ここまで、なんだ。









来年も、じゃなくて、


再来年も、その来年もだ。』




『ほんと…?私は、その時に波留の隣にいられるの…?』



『当たり前だばーかっ。

ずっと…、ずっとだ。』




そう言って、


波留は私を自分の胸元に近づけて歩いた。


私は、嬉しくて、


ずっと続くんだと、信じてた――――…







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