~愛すべき貴女へ~



怜side




「怜

少し待っててくれる?

社長と一緒に」






私はわかったといった






「おい…怜


お前桐生の事本当に好きなのか?」





そんなのあたりまえ



「好きだよ?悪い?」






「いや悪くはない…


でも桐生の家柄は…」





「知ってるよ…


私…大学の手続きの時にあって話もしたし…」






「まじか?…」




「うん…それに樹理は私にベタ惚れでしょ?」






はぁっとため息をつく社長…




「お前


名字は?」





「花柚」




「あの庭園を手掛けるハナユグループのか?」





「まぁね…


15離れてる兄貴が今はやってるはず…」





「なんでホテル暮らしだった?」







「兄貴…私が好きだから」






一瞬場の空気が悪くなった…








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