~愛すべき貴女へ~
「…失礼します…」
3時にドアの外から声がした…
「はいれ」
社長がいった…
社長…
帰らないのか?…
「あっ…あの…樹理…いる?…」
「誰だ樹理って」
「俺です…
名前言ってなかったですね…
怜おいで?」
「おい…
怜って女か…」
「はい…」
「来ちゃダメだった…?」
可愛い…
不健康そうな青白い肌…
美しい顔立ち…
ピンク色の唇…
パッツンな前髪…
可愛い…
「おいっ桐生
聞いてるのか?」