想い出、そばに(仮)



「でもね、悲しくないの。確かにね、ちょっと寂しいけど、でも…翔ちゃんが、いる、から」



思ったことを思ったまま言ってみただけだけど。


やっぱりちょっと照れるというか、恥ずかしくって。


顔を見られたくなくて。


俯いて、額を翔ちゃんにくっつけた。


すると、頭上から呆れたような溜息が聞こえた。


ほんの少しだけ顔をあげて首をかしげてみる。



「まじで雪那はずるい。そんな可愛いことばっか言いやがって」



翔ちゃんが私の頬をさわる。



「なっ何言ってるの!? ずっずるいのは翔ちゃんのほうだもん。さっきから、ぅぁ、かっこいいこととか、いっぱい言っちゃって、もう、だって、うぅ…」



何を言いたいのか、もう自分でも分からない。



「もう、私ってば、しょーちゃんのこと、すきすぎて、だって、なんか」



「あーっ、雪那、少し、黙ってろ」




「んっ?」





< 35 / 35 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

あたしって…

総文字数/1,007

恋愛(その他)11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
なんでかな? なんでなんだろ…… こんなに好きなのに。 誰よりも、大好きなのに。
~愛しの先輩サマ~

総文字数/2,283

恋愛(その他)18ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
とりあえず。 あたし、あなたが好きでした。 セカイで一番、好きでした。 きっと、あれがあたしの、 初恋でした…… だからこそ、あたしは何もしないのです 初恋はキレイなまま 甘くて淡いまま とっておくんです…
ねぇ、どうして…??

総文字数/4,079

恋愛(その他)25ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ねぇ、どうして…?? どうして、メールしてるんだろ? どうして、なんだろ… あたしは、何をしてるんだろ……

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop