お星さまに願いを!
☆4☆翔平と私と恋心と

「楓子ちゃん、おいひぃよぉー!」

そう言いながら、美味しそうにオムライスを頬張る翔平。

「ほんと!?今日のは自信作だったんだよね。」

やった。

翔平に「うまい」と言わせたぞ♪

素敵キッチンのお陰で気分がノリノリだった私は、思っていた以上に料理の出来が良かった。

翔平は、お腹が空いていたのか、すごい勢いで食べていく。

それはもう、見ているこちらが気持ちのいいくらいの食べっぷりだった。

作った側としては、これ以上に嬉しいことは無いもんね。

「はぁー、楓子ちゃん、美味しかったよ。ごちそうさま。」

「えへへ。お粗末様でした。」
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