恋がしたいお年ごろ!!



あたしのこと、好きになっちゃったって言った?


いやいや、あの青木先輩だよ?



学校の王子様で、優しくて人気者の。



あたしのこと、好きなんてありえない!




「だから、俺と付き合ってくれない?」



冗談?



何かの間違い?


でも、青木先輩はそんな冗談を言うような人じゃない。

真剣な表情の先輩。



一瞬だけ、陸斗の顔が頭を過ぎる。




だけど、あたしは……。






< 156 / 333 >

この作品をシェア

pagetop