恋がしたいお年ごろ!!
青木先輩との初メールがこんな内容になるなんて。
溢れそうになる涙を我慢して、ケータイをポケットにしまう。
初メールは何て送ろうか、すっごく考えててなかなか送れなかったのに。
こんなことなら、教えてもらってすぐに何でもいいから送っとけば良かった。
いつも電話だったけど、一回でもメールを送っていれば初メールはこんなことにならなかったのに。
何で上手くいかないのかな……。
先輩、ごめんなさい……。
あたしは心の中で、何度も何度も謝った。
その日は、薄暗くなってから一人で家に帰った。