恋がしたいお年ごろ!!



陸斗を見ていると、あたしの肩を軽く突いて、芽衣が呼んだ。



芽衣の方を向くと、少しだけ微笑んでいて。





「恋はね、楽しいけど難しいものなんだよ。どちらかを選ぶと、どちらかが傷つく。選ぶのは真優だからね」



「え?」




「じっくり考えなよ。悩んで悩んで、自分が大切だと思える方を選ばないと」




「……うん?」





芽衣はあたしの肩をポンとすると、自分の席に座った。


芽衣の言ってる意味は分からなかったけど、あたしはこの意味をしっかりと考えないといけないような気がしてた。






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