マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)




ー昼飯を食ってその後もいろんな乗り物の乗ってすっかり夕方になってしまった。




「時間的にあと1つくらい乗ったら帰らなきゃね。」



「うん。あ、じゃあ観覧車乗ろうよ!」



お、あこにしてはまともなチョイス笑








観覧車乗り場につき…



「じゃあ、あたし達先乗るね!」


みことと祐樹が先に乗ってその1つ後ろに俺達が乗りこんだ。





「「………」」



なんか妙な沈黙だな…。



「なあ「ねえ」」



あ、かぶった。



「あ、拓斗先言っていいよ」



「あこからでいいよ。」


「だめ!拓斗!」




「じゃあ、俺から…」



「うん。何??」



「朝も言ったけど…ごめんな?俺ほんと自分の気持ち表に出すの苦手で、あこにも連絡できなかったし…」



ううんと首をふるあこ。


「でも会いたかったんだぞ?なんか…なんて言っていいかわかんなくて。」


俺は変わるって、あこを守るって決めたんだ。


「あこのことはほんとに大事だ。俺…あこがいなかったらどうにかなっちまうと思う…」



「今の全部…あたしのセリフ…。でも、そう言ってくれて嬉しい。ありがとう。」



そう言って笑うあこがほんとに愛おしくて…どちらともなく顔を近づけていき……



「あっ!」


「え⁉」


突然あこが大きい声を出したかと思うとみことたちが乗っているほうを見て気まずそうな表情をした。



見てみると…みことと祐樹が…まあ、その…キスをしていた。



それもかなり深くて甘いやつ…。




「「……///」」




気まず!


さっきまでの2人の世界はどこへやら、またまた降りるまで沈黙が包んでしまった…笑









まあ、そんなグダグダなダブルデートだったけど、楽しかったな。




今度はあこと2人で行けるように頑張ります!






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