マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)





「あ、あのぉ〜…、あたしなんかしましたか…ね?」




「………」



むっ、無視っ!




「な、なんで怒ってるんですか…?」

「……はぁー…」


た、ため息…っ



あたしまたなんか暴走して怒らせちゃったかな…?




拓斗に嫌われちゃった?


あたし、ほんとダメだ…


ージワッ…。



「あ…」



なんか、涙でてきた。


「…!ごめんっ。泣かせるつもりなかったのに」



あ、謝られちゃった…



「…ぅっ…ごめんね…いつもっ自分勝手で…でも、きっ嫌いにっならないでっ…」


「ーッ…!」




ーフワッ



「ふぇ…?」




視界が突然暗くなったと思ったら、拓斗に抱きしめられていた。



「ごめんっ…。あこはひとつも悪くないよ?俺が勝手に嫉妬しただけだから。」




抱きしめる力を強くしながら、耳元で優しく話す拓斗。




「あこのこと、嫌いになるわけねぇだろ?」



「ほ、ほんと…?」



「当たり前


「よかった…。」





そう言って笑うと、拓斗の顔が近づいてきて…、























< 25 / 295 >

この作品をシェア

pagetop