ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「はい、では彼氏さんは座って、その上に彼女さんは座ってくださいねー」
いわれた通りにすると、普段以上に強く後ろから抱き締めてくれた。
「はい、じゃあいってらっしゃーい」
係員さんがそう言うとすごいスピードで滑っていく。
「ちょ、待ってこれこわ…」
あまりの速さに悲鳴が飛び交う。
ざぶん。
落ちると隆裕くんとあたしの「ぷはあ」
という声が聞こえた。
「あんな秋穂叫ぶとは思ってなかった、ていうか足絡ませるとか、心臓持たないから」
「足なんて絡ませてな…」
「さっきのカップルすごくなかったー?彼女怖すぎて足めっちゃ絡ませてたねー」
「だよなー、すげーエロくなかった?」
「ほら」
「いやあ…怖かった…し?」
ザブン、と音を立ててプールから上がる。