ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。





点火を終えたキャンプファイヤーは綺麗に燃えていて、



「秋穂」


後ろから隆裕くんの声。




「場所、変えようか」



その声は聞こえるか聞こえないかくらいの自信の欠片もない声だった。





「うん」



振り向いて、彼の顔を見ると





なぜかすごく切ない顔になっていた。






ズキン。




妙に心臓が痛い。








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