トビラの向こう側



一緒に暮らし始めてから半年経った頃…

俺と高城コーポレーションの社長令嬢との婚約の話しを親父から聞かされた。



政略結婚なんて誰がするか!


もちろん直ぐに断った。


次期社長のポストをちらつかせてきたけど…


俺には、そんな気はなかった。


いつも側に葵がいれば…


それでいい。


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