リアリスト


昨日とはちがう公園のベンチに腰を下ろした。


空を見上げた。


曇っているから、きっと今日は天気が悪い。


あたしの仕事は不規則な娼婦。

お金を求めて、寝床を探し歩いている。

わざわざ、《仕事場》に定着したくない。
そんなのめんどくさい。
あたしの外見で客はつれるから。
お金をくれたら、男女とわない。
女とだってヤる。

それがあたしの生きるスベってやつ。


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