ドロップキック【ワタシとアイツ】
ジャズが流れている静かなレストラン。


鮮やかな光が照らす照明。



思わず、席に着くなりワタシは、ピンクの鞄の中から財布を出し、いくら入っているか確認した。



「ププ。気にしなくて良いよ。」


アイツは、そのワタシの行動を見て眩しい笑顔をこぼした。


その笑顔を見ると、一瞬にしてワタシの心の中に安心感が生まれていた。
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