シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
私は一人暮らしを始めて、キャバ嬢を続けていたが、


あきチャンには言えずにいた…


いくら心の広いあきチャンでも、


“キャバ嬢をしている”


なんて言ったら、引くに決まってる…


私は、内緒にしたまま仕事に出掛けた。





仕事中に入ってくるメール…


《今何してるの〜?》


私は嘘を付いた―――。


《友達と飲んでるよ!》




……だけど胸が痛い…。


(あんなに優しいあきチャンに嘘を付くなんて、私は最悪だ…。)


私は次の日、話したい事があると言って、


あきチャンを呼び出した。





あきチャンとは、本気で付き合いたい…。


そう思ったからこそ、きちんと話そうと思ったのだ―――。
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