Second Secret
「さ、帰んぞ」

そう言って、私の頭の上に手のひらを乗せて。


「はい」

私が笑顔でそう答えると、その手のひらで頭を撫でてくれて。

っていうよりも、髪の毛をボサボサにされてるのかな。


涙はいつの間にか止まっていて。

頭の中をグルグルしていたものも、消えていて。

きっと、いや、絶対に先生のおかげ。


ありがとう、ごめんなさい、先生。

あの人とのことは、絶対に秘密にしようと思っていたけど。

やっぱり先生に隠し事はやめようと思った。


だって辛いだけだから。

きっと何があったって、こうやって先生は受け止めてくれるから。

内緒にするのは、なしにしよう。
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