それでも貴方を愛してる




ーーーーーーー…




要と別れて、家に帰ると丁度陸が起きて来た所だった。




「…陸」




陸は私のことを見下ろす形で私を見つめた。




「…要と何してたんだよ」




私を壁に押し付けて両腕を私の顔に立てて、私が逃げないようにしてる。




恋人かっつーの!






「べ、別に何もしてないけど」

「嘘。首にキスマーク付いてるけど」

「⁉」



私が驚いて顔を上げると



「嘘だけど。なんでそんなに焦ったの?」



得意顔で私を見下ろした。


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