【完】結婚させられました!?
「あれもう、女じゃねーぞ」
「あーっ!綺羅ちゃんに言っちゃおー」
「わ!馬鹿!それはやめろって!!」
真面目に焦ってる大倉が面白くて、楽し
くて。
暫く笑っていたら、ふいに、ふっと。
大倉があまりに優しく微笑むから、思わ
ず動作を停止してしまった。
な、なに今の微笑み!
いつも意地悪そうに憎たらしい顔しかし
ないくせに、そんな不意討ち反則だ。
思わずドキドキしてしまう。
その時、スッと、大倉の筋肉質な逞しい
腕が伸びてきて。
骨ばった男らしい手のひらが、私の頬を
するりと撫で上げるから。
頬が確かに熱を持った。
「お、おおお大倉!?」