【完】結婚させられました!?




ああやって励まそうとしてくれてたのか
な。優しかったのも、全部。



「いい奴すぎるよ……」



なんかちょっと、大倉のこと、誤解して
たかもしれない。



心の中で小さく大倉に謝りながら、大倉
に貰ったジュースを、ゴクッと飲み干し
た。



◆◆◆



「こんにちはー」



放課後、部活に行くと、もう練習が始ま
っていた。



あれからも少しだけ練習してたから、遅
くなってしまった。



相変わらず大倉は優しくて、というか、
あの微笑みを惜し気もなく私に向けてく
るから。



慣れない心臓はずーっと暴れてるし、周
りの人達も、ずっと喧嘩ばっかしてた私
達の変化に首を傾げていた。



免疫つけないとなあ、なんて思いながら
部長の元へと駆け寄る。



「西織部長ーっ」


「ん?おお、澤部か」




< 123 / 419 >

この作品をシェア

pagetop