優等生なキミの危険な誘惑


「えっ…」



突然のことに、間抜けな声を出してしまう。




なぜ、大勢の女子がわたしの席に…?





と、状況が理解出来ずにわたしは何を言われるのやらとヒヤヒヤしていた。




全員、話したことない女子ばかり…。



どうしよう…
わたし、何かしたっけ?



あー!わかんないっ!!




「佐々木さんて、
篠原先輩と付き合ってるの!?」



「ご、ごめんなさっ…」




って、え?


篠原先輩…?



ぎゅっと身構えていたわたしに、ひとりの女子がキラキラした目で意外な質問をしてきた。




だけど、文句を言われるとかじゃなくて良かったとホッと安心する。





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