優等生なキミの危険な誘惑


それでさっき


自分で自分の事を可愛いとか、
ナルシスト発言をしてたんだけど…。





実際に、凛ちゃんはすっごい可愛い。




可愛いというより
綺麗って感じかな…。




切れ長の目に、筋の通った鼻。



168センチの長身で、
思わず触れたくなるような色白な肌。




まさに、美人の名に相応しいものを持っているわけだ。






「…というか凛ちゃん!1週間くらい前に新しい彼氏って言ってわたしに紹介したよね!?」




「あぁ、そいつとは別れたから」






わたしの部屋でケータイを弄りながら、視線も向けずに興味なさそーにそう答えた彼女。






「別れたって…」





「だってアイツ、ベタベタ触ってきて気持ち悪いんだもん。顔はまぁまぁよかったのになー」










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