そんなあなたは先生でした…(下)
お母さんは少し身体を離してから、
「結婚おめでとう」
と祝いの言葉をかけてくれた。
「ありがとう…っ」
あたしは涙が流れてくるのを必死で
我慢しながら言った。
正直、この結婚は、
あたしと陽が付き合うことさえ反対してたんだと思う。
生徒と先生だし、
なによりあたしとお母さんの以前の状態を知ってるから。
「お母さん、認めてくれてありがとう」
陽を認めてくれてありがとう。