そんなあなたは先生でした…(下)
「あなた、先生でしょう?
どうするおつもりなの?」
交際してバレてないのは私にとって
奇跡だと思っていた。
結婚となれば必ず周囲にバレる。
そうすれば、
礼だって
陽くんだって
後ろ指を指されるのだ。
しかし、私は彼の答えにまたしても驚いた。
「だったら教師を辞めます」
きっぱりそう言われた。
私はすぐに返事ができないと言った。
彼は、
認めてくれるまで毎日来ると言ってその日は帰った。