【完】999本のバラを君に。





「これ! あたしも超好き!」

「マジっ?! 結構マイナーで、好きな奴全然いないんだよなー!」

「うん! あたし好き!!」

「今度、ライブ一緒に行こーぜ!!」

「うんっ!!」

その後、お昼も忘れて、2人で曲に聞き入っていた。

曲を聴いてる間、桜の木がずっと風に静かに揺らされていて。





あたしの心臓も、




ずっとドキドキしていた。









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