【完】999本のバラを君に。
浦辺君と一緒に傘に入り、校門をでる。
「なぁ、相原と本気でつき合ってたの?」
「んーまぁ、お試し、かな」
「ふぅん。その割には……」
そう言いながら浦辺君はチラリと後ろを見た。
「ん?」
「……いや、なんでもない」
浦辺君と他愛ない話をしてると、駅にあっという間についた。
「あたし、こっちだから」
「電車じゃねーんだ」
「うん、じゃあ、バイバイっ」
帰ろうとしたそのとき、急に腕を掴まれた。
「? うら、べくん……?」
「なぁ、相原とはもう別れたんだろ? だったら、俺とつき合ってよ」
え……??