嘘つき彼氏 (完)







頭の中ではそう理解できるのに
体がいうこときかなくて





いつのまにか
冷たいものが頬をつたっていた






「あ、れ?なんで?」





そう思ったときにはもう遅くて
急いでカーディガンの袖口で
拭うと教室を飛び出した












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