【中】椿
「おー椿井、やってくれるか」


「はい!!俺、長がいい!!」


「ではあと一人…副を誰か…」


また先生の言葉を遮って声をあげる


「はい!!はーい!!…あっ先生赤井がやるって」


「ふぇ?」


椿井くんに引っ張り上げられた右手と言葉に驚いて、あたしは変な声を出してしまった




「頼んでもいいか?赤井」


「…えっ…あ…はい」


みんなの視線を浴びながらそう答えることしかできなかった
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