ベッドから始まる恋。
「…はぁ、」
ぼんやりと、眺めてはこぼれる溜息
「おかわり」
「また?本当に大丈夫?」
「…大丈夫」
大丈夫、そう言い聞かせては
「…チェリーブロッサム」
空になるグラスで
「マンハッタン」
誤魔化そうとする心
「アラスカ…」
意識が遠のいていく
(…あぁ、ダメだ。酔い潰れそう)
潰れる手前でやめておこうと思ったけど、ダメだ。体は重く、視界は暗くなっていく。
『人の優しさを素直に受け取れない可哀想な子』
(…可哀想、か)