ベッドから始まる恋。



「…はぁ、」



ぼんやりと、眺めてはこぼれる溜息



「おかわり」

「また?本当に大丈夫?」

「…大丈夫」



大丈夫、そう言い聞かせては



「…チェリーブロッサム」



空になるグラスで



「マンハッタン」



誤魔化そうとする心



「アラスカ…」



意識が遠のいていく



(…あぁ、ダメだ。酔い潰れそう)

潰れる手前でやめておこうと思ったけど、ダメだ。体は重く、視界は暗くなっていく。





『人の優しさを素直に受け取れない可哀想な子』





(…可哀想、か)


< 24 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop