イジワルするのはキミ限定*


「ありがとうございましたー」



ラッピングがされた袋を受け取り、店員さんの声に見送られた。



あれから1時間ほど繁華街を回ったあと、サアヤちゃんへのプレゼントも買えて。



私はお店を後にした。



サアヤちゃん、喜んでくれるかな。



と、そんなことを考え鼻歌を歌いながら歩いていると。




ドンッ



「わ……っ!」



思いきり前から来た人と衝突してしまった。



幸い少ししかぶつかってないから、転ばずに済んだけど……。




< 6 / 350 >

この作品をシェア

pagetop