クローバー
「智?誰だそれ」


亮は呆れたように言う。




なんだ・・夢か・・・。


「亮には関係ない・・・」


「何?元彼?」


「違う」


「だよなー。お前男と付き合った事なさそう。顔は可愛いのに性格がひねくれてるからなー」




「うっさい!ってか何で亮が?教室帰ったんじゃないの?」




「いやー、偶にはサボリたくて」


「悪!とっとと教室帰れ」



「てかさーもう16時だから授業なんかやってねーよ」




「嘘!?私そんなに寝てたの!?どうしよ!あ!鞄!」



ドサッ



「ほら、鞄持ってきてやったぞ」




「あ、ありがとう」



こーゆう事されると亮に頭が上がんなくなる。




「もうお前大丈夫だろ。帰るぞ」


「あ、うん」



すると亮は颯爽と保健室から出てった。



帰るの速っ・・・



もしかしたら亮は私が起きるの待っていてくれたのかもしれない。




なわけないよね。








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