【完】うしろの席のオオカミさん


「……これから大上くんのこと、オオカミくんって呼ぼうかな」


「は? 郁磨って呼べよ」


「じゃ、じゃあ大上くんで……」




わたしの隣にいるのは大好きな人。




「呼ばねーとご飯なしね」

「ひどいっ…!」





そんな彼は優しいオオカミさんです。




【END】
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