久遠の剣客


―――私…!!

受けてみようと思います。

いえ、受けたいですその話!!



「ほう……。

そうか……それは良かった!!!

じゃあ…話は決まりだな…。

また楽曲は久遠くんからも選曲してくれていいし…私も探しておくよ…。」


先生の包むような優しさに心を絆されていくのを感じつつとびっきりの笑顔で頷いた。


それは…遠く遠く忘れていた伽耶が失っていた温かさにも似ていた。

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