一本背負い!
甘い言葉
ここは岐阜県のとある山奥のさらに小高い丘のうえにその高校はありました。
北農林高等学校!
この学校は柔道が強くて有名。地区予選は敵なし!県大会ではベスト8以上!
そんな高校に入学したこの男、名前は佐藤 聡。柔道経験なし。小学、中学とサッカーをやっいた聡。。しごかれまくった結果、「高校に行ったら楽な部活に入ろうっと」
そう思い入学式当日。
「おはよ~高橋」
聡は校門で待ち合わせしていた友達の高橋に挨拶した。
高橋とは小・中と同じクラスで、家も近いから小さい頃から遊んでた仲だ。
「聡は部活何に入るか決めた?」
「ん~~やっぱ楽な部がいいかな」
聡は少し過去の厳しいトレーニングを思い出しながら言った。
「でもさ、楽な部活なんてあるのかな~?」
「あっ!」
聡は思いついたように言った。
「べつに運動部じゃなくてもいいよな」
「美術部とか、書道とか」
「・・・・・。」
「なあ、聡・・そんな部がこの農林にあると思う?」
高橋はこれから入る校舎を見上げながら言った。
「探せばあるでしょ・・・」
聡はつぶやくようにブツブツ言いながら校舎に入っていった。
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