姫はワケあり黒猫様
「……成音さん…」
「ーーーーお前……、」
「すみませんでした」
「お前等が悪いわけじゃない…!
那琉は少し受け入れられないだけで…」
「俺は、一生背負って生きます。
こんなことを仕出かして。
たくさんの涙を流させたことを。」
ジャリ、と石混じりの土は音を鳴らした。
それはどんどん遠ざかっていく。
「待て……!
ーーーー玲‼」
その瞬間、意識は遠ざかってプッツンと切れてしまった。