ハピバ【短編】
『あの…何か用ですか?』


初めて間近でみる女の人は、薩摩先輩と似てるわけではなかったけど、すごく美人な人だった…


『あなたが夏川 幸さん?』


『そうですけど…』

そう答えると、あたしのことをジーッと見つめて

『ふーん…ちょっと本物が見たかっただけ』


それだけ言うと、女の人は教室に帰っていった



一体…何なの……?


その疑問は消えぬまま、放課後になってしまった





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