裏切りゲーム
ペナルティー
バスに乗りついでやっとついた。
携帯で時間をみるともう8時40分だった。
「やべっ!急がねーとペナルティー?が‥」
ふう、ぎりぎり間に合ったか。
思っていたより新しい、オレはおそるおそるちょっと錆びついた門をくぐった。
『‥竹折尚人様』
え!?
後ろを振り返るとメイド服をきた女の人がこっちを見ていた。
そんな人いたっけ…?
ま、いいか‥。
『ようこそお越しくださいました、あそこの体育館が会場となっておりますので、そこでお待ちください』
「はぁ‥、ご親切にどうも‥」
少し歩いてもう一度後ろを振りむくとメイド姿の女の人はいなかった。
歩くの速いんだなー‥、おっ!ここか。
体育館の入口へ行くとあの女の人が腕になにか文字の書かれた時計をつけてもらった。
中へ入ってみるとそこには大きなテレビ三台とその周りに10人以上の人が集まっていて、電気はついていなかった。
メールが届いたのはオレだけじゃなかったのか。
そう思いながらみんなが集まっている方へ行くと、
「「キャ~!もしかして尚人!?」」
「‥七海‥か??」
「「そう!!久しぶりー!!」」