エリート外科医の甘い独占愛

その日の午後、私は病棟の廊下で卓志に呼び止められた。

「野島さん」

「広岡先生」

「ちょっといい」

「はい」

促されるまま空室に身を隠し、そして、求められるまま唇を重ねた。

「汐、ずっとこうしたかった」

「私も。卓志のキス、忘れちゃうところだったよ」

「ごめんな、寂しかった?」

「うん」

寂しかった。


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