あたしは、あんたのもの。






けどそれでも希望は消えなくて。








せめて。







高校最後の誕生日なら何かしてくれるかな、と思いながら帰った日が、宗次朗と出会った日。










あの日、本当にすべての希望が消え去ったんだ。










あたしがすがり付いていた、小さな小さな、最後の希望。












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