セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
藤ヶ谷家本家で夜まで過ごし、アパートに戻る。



「…藤ヶ谷社長夫妻も郁弥夫妻もいい人たちね…」



「…色々と苦労を重ねて来た人たちだ…それでも人に優しくなれる。懐が広いんだな…」




俺は父さんが留維さんに宛てた手紙を受け取った。


まだ、読む気になれないが…


死んだ父さんの形見として、捨てずに持っていようと思った。




遊び疲れ理沙が布団を敷くと即行で眠ってしまった。



「もし…子供が出来ても…理沙に冷たくしないでね…孝典さん」



「ああ~杏の唇に誓う…」



俺たちは夫婦になって初めて甘い夜を過ごしたーーー・・・









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