〜題名の無い小説〜


一方僕はというと、


甘えたで、恥ずかしがり屋で、寂しがり屋で、緊張しぃで精神面がめっぽう弱い、

その割に、何かに自信を持つと、すぐ調子にのってしまう。

それに、ゲーム、音楽、スポーツが大好き。

肌は色白。


しかし、元気で明るく、好奇心旺盛な

平均的に言うと、どこにでもいる普通の男の子だ。

だがキレると何をしでかすか分からない。

ちなみに誰よりも優しい心を持つというプライドをもっている。


拓也「大樹!!あいつ、おもろそうやなー」


大樹「うん!!そうやなー!」

そう言いながら、知らない子を指刺していると、

どこからともなく、知らない集団がこっちへ近づいてきた。


???「お前ら、誰やねん!何指さしてんねん!!

    調子乗っ取ったらしばくで?」


いきなり知らない子達に言われたのだ、

ちなみに、2~3人いて、喋ってきたのは

一番前にいるリーダー的なすごくやんちゃそうな子だ。


大樹「は?誰お前ら?名前なんやねん?」

拓也「誰お前ら?いきなりなんやねん?」


僕たちがそう言うと、

???「あ?やんのか、こら」

すごい舌巻き口調で喧嘩をうってきている。

???「調子のっとったらほんまどつくからな」



まったく、どっちが調子にのっているのか・・・

そう思っていたのだ。


???2「ゆうじ!!先生きたで!」

???「やばっ!お前ら後でしばくからな!」

???3「ゆうじ!!早くいかなキレられんで!!」


そういって、???123軍団はどこかの列に、何事もなかったかのように、
入って行った。


リーダーの名前は、恐らく「ゆうじ」 という名前だということがわかった。


大樹「なんや、ようわからへんのいっぱいおるなぁー」


拓也「うん、そうやなー」


かっちゃん「拓ちゃん、さっきの怖い子ら何やったん?」


拓也「いやーたぶん、不良っていうやつやろね」


彩香「彩香は仲良くなれそうにないかも」


拓也「大丈夫なんかあったら、俺ら、同じ幼稚園軍団で守るってー!!」


彩香「ありがと!!ちゅっ」


拓也「みんなおるから、や、やめてよー」


大樹「なんで俺にはちゅうしてくれへんの?」


彩香「守ってくれたらする!」

大樹「じゃあ守る!!」


そんなこんなしている内に、先生がぞろぞろとそろってきて、

メガホンを持ってさけんだのだ。


先生「みなさーーーん!今から幼稚園名と番号と名前を言うから、

   言われた通り、順番にならんでねーーー」



皆「はーーーーい!!」


先生「△△△幼稚園!! ???君!! 13番!!」


???「はーい!!」


先生「はい!ここに並んでねーー」



このように、分かりやすいように次々と、先生達が生徒達を並ばせていったのだ。

僕たちも呼ばれ、全員が並び終えた・・・


全員で約26人。

とても少なく、一組しか存在しないクラス。


さっき喧嘩をうってきた、ゆうじ 達も前の方に並んでいる。


つまり、ここに居る全員が同じクラスだ。


先生「じゃあ皆先生についてきてねーー!!」


そういって全員、教室へと足を運んだのだった。
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