あたしにはみんなが必要なんだ。


どうしようかな…。


嵐帝に囲まれてるから絶対かかわらないといけないしな…。


「真白戻って来てくれる気になってくれたのか?」


來斗…。


ごめん。


あたし、どうしたらいいか分かんない。


「…」



「ねぇ、真白。真白はどうしたいの?」


春樹…。


「春樹の言う通りだよ。真白のしたいことは?」


蒼まで…。


あたしはどうしたいのかな…。


「言わないと、分かんないし、何も変わらないだろ。真白のしたいことを言えばいいんだよ」


「翼の言う通りだね。バカでもたまにはいいこと言うじゃん」


「翔!一言余計だ!」


…皆楽しそう。


あたしも、前みたいに皆と、喋ったり、ふざけあったりしたいなぁ。


でも、それは叶わないんだろうな…。



だってあたしは…



「真白。あの事があるから、帰ってこないとか、言うなよ。それは、帰ってこない理由じやなくて、逃げるための口実だろ?」



…!



確かにあたしは、あの事を口実に、逃げてるかもしれない。でもそれは、また皆を、皆の心を、傷付けないためであって、ただの逃げではない…!



「真白。僕らはね、あの事よりも、真白が、黙って僕らの前からいなくなった事の方が、傷付いたんだよ。また、一人で背負って、また、僕らを頼ってくれなかった事の方が」




< 12 / 65 >

この作品をシェア

pagetop