Different Love ひより × 純
「作ってあげよっか?」
思い切って聞いてみる。
今思えば、私、純に
料理してあげたことなんか
一回もない
「・・・・・・まじで?お前できんの?」
「なっ・・・!失礼な!・・・ちょっとくらいなら、できるもんっ」
こう見えても、
料理は得意な方。
ちっちゃいころから
ママに、『純くんのお嫁さんになるのよ』
って言われて、料理とか裁縫とか
ぜーんぶ教わった。
おかげで、
料理するのが大好きになった
「よし、じゃあ材料買いに行こっ」
「・・・おう」