狂奏曲~コンチェルト~
「つばちゃん、私は、あの出来事がある前も、あってからも……ずっとつばちゃんのことが好き」
そっとつばちゃんを抱きしめた。
「つばちゃん、愛してる」
私は、やっとつばちゃんに自分の想いを伝えることができた。
彼女は、世界がひっくり返るような衝撃とともに現れた。
信じていた世界が音を立てて崩れ去るように、俺に触れた彼女の声が俺に届いた。
目を開いた先にいたのは、茶色い髪と瞳を持つ女。
「っ」
俺の、最愛の幼馴染み。