激甘男子の愛し方


「その顔は知ってたか?」



「つーか見た」



「……あぁ、そういうこと」



何かを理解したように頷く明良。




「それで洸は真子ちゃんにキスしたってわけか」



「……」



「しかもその落ち込みようじゃ無理やりしたな」



「っ……」



もう何も言い返せない。




「なんでそこで無理やりキスしちゃうんだよ。告白しろよ。このバカ」



「うっ……」



バカと言われても仕方ない。




否定できないです。




< 161 / 339 >

この作品をシェア

pagetop