激甘男子の愛し方


――ガチャ


「やっぱりいた」



「へっ!?」



突然リビングのドアから出てきた洸。



「なんか気配がしたんだよね」



気配って!



なに察知してるの!?



「どうした?こんなとこで突っ立て」



「あっ、うぅん」



「寧々さんが今お茶入れてくれてたから」



「うん……」




さっきの言葉が気になるけど、わざわざ聞くのも変だよね。



盗み聞きしてたって思われるのも嫌だし……





< 312 / 339 >

この作品をシェア

pagetop